ちょいと大阪の本町に用事があったついでに、フジフイルムのサービスステーションによってみました。こちらにはなんどか、セミナーできたことがあります。
(大阪市中央区備後町3丁目2番8号 大阪長谷ビル3F)
X-Pro2の実物を見てみようという目論見でしたが、ちゃんと置いてありました。
X-Pro1にくらべて、ギュッと詰まって、ややコンパクトになった印象です。(ホントは若干大きくなっているようですが。)
ゴテゴテ感が少なくなって、あっさりしたかんじのデザイン。スマートで無愛想。
ついていたレンズが、あたらしいコンパクトな35mmだったので、そう感じたのかもしれません。
台にひもで繋がれてましたので、その場から部屋の端っことか隣のカメラを撮ったりしただけです。使い勝手とか写りの良さとかはよくわかりませんでした。
X-Pro2 X-Pro1からの進化
X-Pro1との違いといえば、露出補正が、プラスマイナス3ありまして、背面ダイヤルの操作で、プラスマイナス5まで補正できます。相当明るく、暗く、補正できますね。
シャッタースピードのダイヤルに窓がついていて、ISO感度の目盛りが見えます。これはかっちょいいです。
X-Pro1はISO感度の変更は、ボタンかメニューからです。私はほとんどオートにしてますので、実際のところ、ISO感度を手動で変えることってそんなにはないです。
でも、ダイヤルで操作できるって、マニアックで素敵。
そしてもうひとつ目新しいのが、フィルムシミュレーションのモノクロにACROSというのが追加されたことですね!
ACROSというのは、フジフイルムの白黒のネガフィルムの名前なのです。
カラーフィルムのプロビアとかベルビアの名前は、2003年のFinePix F700からフィルムシミュレーションに名前が使われていました。
それなのにモノクロは、「モノクロ」でして、2016年になってようやく実際のフィルム名が使われるようになった、っていうのは何故?
デジタルのモノクロは、まだまだフィルムの域に達していない、誇りあるACROSの名を使うことはまかりならん! ということだったのでしょうかね。
その答えは、こちらに書いてあります。
そうだったのかー!
私は結構モノクロも好きなんですが、X-Pro1のモノクロは、フジフイルムの人が満足できるモノクロではなかったのですね。うう、なんか悔しい。
ACROS試してみたい!
と思いますが、X-Pro2をポンと買えるほど経済的余裕はないので、せめてフィルムを買って我慢することにしました。(上の写真)
デジカメしか持ってないのにフィルムだけ買ってどうするんだって話ですが。
ちなみに近所のカメラ屋で540円でした。まとめて買うと安いです。
X-Pro2のとなりには、同時発表のX70も展示してありました。こちらもX-Pro2と同じセンサーサイズですが、モノクロはモノクロのままのようです。
それにしても、同じセンサーサイズASP-Cにしては、X70は小さい!
私の持っているコンパクトデジカメX20より小さいです。そのかわりファインダーはなし。
外付けファインダーをホットシューに取り付けられますが、なんだか目玉が飛び出しているみたいで、かっちょいいとは言いがたいかんじでありました。
ファインダーなんかいらん! という潔さがいいんだと思います。レンズ交換もズームもできないですし。X70は、X-Pro2以上にマニアックなかんじがします。
こちらのサービスステーションには、ギャラリーもありまして、アフリカ旅行の写真展をやっておりました。世界を旅して写真を撮るっていいですねえ。
いつかはやってみたい。
ところで、同じ本町に、フジフイルムのフォトサロンもあるんだと先ほどネットで見ていて知りました。
大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア (旧 大阪丸紅ビル) 1F
ついでに寄ってみればよかったです。