X-Pro1 逝く　X-Pro2　購入

長年愛用してきたX-Pro1が、お亡くなりになってしまいました。

それも、お仕事として請け負った保育園の運動会の直前に！

お出かけ前のチェック時には動いていたのに！

サブ機として、コンパクトデジカメX20は持っておりましたが、そんなんじゃちょっと…ということで、急遽、カメラ愛好仲間でもある保育園の理事長が、X-T20を貸してくれまして、望遠レンズを付け替えて、ピンチをしのいだ次第であります。

こんなの、本当のプロだと許されませんねー。

でもまあ、我ながらいい写真は撮れたと思います。

毎回、撮影させてもらっていますが、今回初のプログラムであったブラスバンド、流れが読めず、木琴をかっこよく弾いていた子が正面から撮りそこないまして、申し訳なし。

カメラマンも、リハーサルから参加しないといけないなーとか、思ったりしたのであります。

プロのカメラマンが、リハーサルから参加することはないと思いますが…。

X-Pro2を買いました

X-Pro1の電源が入らなくなるのは、これが3回目。2回、メーカーに修理をお願いして、いちどは基板交換されています。

それからも、雨の中で撮ることも多くて、濡れるたびに、スイッチ類の動きが悪くなったりして、やはり防滴防塵でないのは、あかんなーと思っていたところでありました。

再度、修理に出そうかとも思いましたが、そろそろ次のモデルに買い替えようと思いまして、X-Pro2の中古にしました。防塵防滴ですものね。

背面モニターがないというX-Pro3にそそられるものもあったのですけど、中古価格がまだまだ高い！

X-Pro２でも、10万円オーバーで、けっこうな出費です。

思いきりました！

さて、X-Pro2を使ってみての感想です。

パット見た感じ、持った感じはあんまりかわりません。

しかし、ISO感度が、ダイヤルで変更できます。これは大きい違いです！

以前は、カスタム登録で、カスタム１は日中屋外用にISO250、カスタム2に、夜と屋内用にISO4000と設定して、クイックボタンで切り替えておりました。

ダイヤルで変えられるなら、カスタム登録しなくてよいなあ。

フィルムシミュレーションは、クラシッククロムと、モノクロにアクロスが追加されています。

カメラのモニターだと、普通のモノクロと、アクロスの違いがよく分からないのですが、でかいモニターとかプリントしてみれば、違いがあるのでしょう。一時、モノクロに凝りましたが、最近は撮っていないので、また試したいと思います。

クラシッククロム、渋くて、なんだかよい感じです。

が、私の被写体が主に子供なので、あんまりふさわしくないかな…。風景を撮る時に試したいと思います。

電子シャッターとメカニカルシャッターを切り替えできるのも、新しいです。

日頃は、メカニカルシャッターの手ごたえと音が好きですが、音楽会とかではシャッター音を控えたいので、無音にできるメカニカルシャッターはありがたいです。

シャッター音は、X-Pro1の方が好きかなあ？　まあ、慣れるでしょう。

オートフォーカスが、ピントが合った時に、四角い箱の色が変わる方式になじんでおりましたが、昔のフィルムカメラの一眼レフみたいにピントが合うのも新しいです。（ファインダーを液晶パネルに切り替えた時のことですが。）

コンティニュアスオートフォーカスの性能など、ずいぶん上がっているように聞きますが、私はだいたい置きピンで撮るのに慣れてしまっていて、多少ピンボケでも躍動感があってええやん、とか思っておりまして、使ったことがないのです。

なんかのおりに試してみたいと思います。

画素数が増えて、画像の精密度は、ずいぶん増したような気はします。娘のおできがバッチリ撮れてました。そんなお年頃になったんだなあ。

画素数が増えると、SDカードの容量がすぐいっぱいになってしまいますね。なるほど、それでカードが2枚入るようになったのか。

X-Pro1から、いろいろな機能が増え、性能も上がっていますが、マニュアル操作好きの私の感覚では、よりシンプルに操作しやすくなったかな？　という感想を持ちました。

まだ、使い始めたばかりなので、感想を述べるのは早いかもしれませんけど。じっくり使い込んでいこうと思います。