撮影画像表示をオフ

富士フイルムホールディングス株式会社より、株主通信と配当金計算書と株主優待クーポンが届きました。

配当金は、ありがたいですね! 使わないで、再投資します。

クーポンは、お化粧品の割安販売です。うーむ、いらんなあ。

フォトブックのクーポンなら使わせていただくのですが、フォトブックは、冬の配当のときみたいです。

株主通信では「X-T4」新発売のお知らせが載っておりました。X-Pro3などの販売が堅調に推移、ということで、良かったよかった。

目次

撮影画像を見られないカメラ

X-Pro3には大いに関心がありまして、欲しいなーと思うのです。

どこに魅力を感じるかといいますと、後ろのモニターが裏返しになっていて、シャッターを押した直後は、あえて画像を確認できないようにしているというところ。

画像の代わりに、カメラの背中には、フィルムのラベルが表示されるそうな。

いやー、硬派ですね!

私のX-Pro1も、運動会の撮影などで、シャッターを連発する時は、タイムラグがないように確認画像をオフにしますが、普段は、普通に、撮影後は1.5秒間、表示されるようにしています。

その方が何だか、安心感がありますし。

露出を間違えて、真っ白けとか真っ暗けでも、次のショットは、改善できます。

でも、しかし、シャッターを押すたびに、モニターを覗き込んでチェック、というのは、なんだかカッチョ悪いですね。いちいち振り返らず、次へ、次へと攻め続けなければ。

というわけで、日常的に、X-Pro1の撮影画像表示をオフにすることにいたしました。

いつかX-Pro3を購入したときに、戸惑わないように、心構えを作っておきます。

(上の写真は、X-Pro1撮影画像表示オフで撮ったもの。なんだか白飛びになっていますが、面白いショットが撮れました。)

初心者の上達には画像表示は悪くないと思う

写真の初心者が早く上達するためには、撮った画像がすぐ確認できるというのは、良いことだと思います。

フィードバックは早いほうがいいです。

フィルムカメラの時代なら、確認できるのは現像後。

36枚撮りフィルムを現像するのが、一枚目を撮ってから一年後、なんてのは、フィードバックが遅すぎます。

どういう状況で撮ったのか忘れていますし、どこをどう改善したらいいのやら、わからないでしょう。

写真の上達スピードは、デジカメが圧倒的に有利だと思います。下手な鉄砲、数撃ちゃ、の理論もあてはまりますし。

X-Pro3は初心者にはどうよ?

X-Pro3は、やはり通好みの、というか、フィルム時代を忘れられない世代の好むノスタルジックカメラではないかというような気もします。

でも、全く初心者向きじゃないのかと言えば、そうでもないでしょう。

モニターを開けば画像は確認できるわけですから、バシバシと続けて撮って、ホッと一息のときに確認すればいいのです。

もしかしたら、シャッターを押すたびにあわただしく確認しているより、落ち着いた時間に、まとめて見たほうが、気づきが多いかもしれません。

それに、機械を操作しているというダイレクト感のあるフジフイルムのXシリーズは、マニュアル操作をしたくなります。マニュアル操作をするためには、写真の原理を勉強したくなります。原理がわかれば、写真は上手になります。深みにはまれます。

スマホでしか写真を撮らない人には、永遠にわからない世界です。

たしかに、フジフイルムXシリーズは、最初のカメラにするには、ややこしいし、価格的にも良すぎるような気もします。

カメラの良し悪しなど、さっぱりわからないときに、ヨドバシカメラに並んでいるカメラの中からXシリーズを選ぶというのは、なかなかに勇気が必要でしょう。

しかし、自分に置き換えると、最初のカメラがXシリーズだったら、間違いなく、もっと写真にハマっていたと思うのです。

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