レンズの通信エラーには接点復活剤がおすすめ

前回の記事では、カメラがレンズの操作に反応しないという現象について書きました。

オートが効かない、絞りが開きっぱなし、ピントも合わせられないというものです。

>>絞りが開きっぱなし、ピント位置が変わらなくなった話

 

私の出した結論は、ハンディがあっても、残された機能で最大限の努力をせよ、というものでしたが、それで納得できるわけがないですね。

 

いろいろな方から教えていただきまして、その現象はたぶん、電子接点に異常があり、レンズとボディ間で通信エラーが起こっていると思われるので、接点復活剤を試してみよ。というものでした。

で、ネットで調べてみると、エツミから販売されている接点改質剤ナノカーボンペンというものが、おすすめらしいということで、買ってみました。

スプレーじゃなくて、ペンシル型でヌリヌリするタイプです。スプレーだと、レンズや、センサーに降り掛かってしまいますものね。

 

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エツミ 接点改質剤 ナノカーボンペン E-5122
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安いです。1000円もしません。使い方は簡単。レンズと、ボディの電子接点となるところを、キレイに掃除した後、ヌリヌリと塗るだけです。

うっかり修理に出したら、また1万円コースだったかも。

掃除するのは、レンズのクリーニングと同じように、ブロアーでホコリを吹き飛ばしたのち、レンズクリーナー液をレンズクリーニング紙に染み込ませて、電極のところを拭くと良いです。

小さな部分ですので、クリーニング紙を、爪楊枝みたいな細いものに巻きつけるとやりやすいです。

レンズ側とボディ側の両方をキレイにしておきましょう。紙が黒ずみますので、けっこう汚れていたということですね。

ボディ側を掃除する際は、センサーに触れないように注意。

そのあと、接点改質剤を塗ります。これをぬると、金属部分の分子だか電子だかの並びが、きれいになって、通電しやすくなるということなのです。理論はよくわからないので、関心のある人は調べてみてください。

ついでに電池の接点や、ホットシューの接点、SDカードの接点も、みんなキレイにしておきました。ホットシューなんて使うことがないので、日頃はキャップをしたままですけど。

 

効果はあったようで、正常に写真を撮れております。

また、異常が出る前に、半年に一度とか、大切な撮影に出る前などに、接点の復活剤を使うと良いですね。

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