画像サイズと画質モード

DSCF4901

X20だけで撮影していたのが、X-Pro1も使うようになって、かなりデーター量の大きさが違うような気がしています。

SDカードやパソコンの容量を占領していくのが速いんです。それで外付けHDDに保存するようにしました。

X20と、X-Pro1ではそんなに違うんでしょうか? RAWではあまり撮っていませんが、ふだんはどちらも、JPEGの最大の画素数と、最高の画質で撮っています。Lサイズのファインです。大は小を兼ねるといいますし、せっかくの高画質カメラなんだから、最高の状態を残したいと思うのです。

フジフイルムのホームページから、データの一覧を抜粋してみました。

X-Pro1(1,630万画素)

[L]
<3:2>4896×3264 / <16:9>4896×2760 / <1:1>3264×3264
[M]
<3:2>3456×2304 / <16:9>3456×1944 / <1:1>2304×2304
[S]
<3:2>2496×1664 / <16:9>2496×1408 / <1:1>1664×1664

 

X20
1200万画素

[L]
<4:3>4000×3000/<3:2>4000×2664/<16:9>4000×2248/<1:1>2992×2992
[M]
<4:3>2816×2112/<3:2>2816×1864/<16:9>2816×1584/<1:1>2112×2112
[S]
<4:3>2048×1536/<3:2>2048×1360/<16:9>1920×1080/<1:1>1536×1536

目次

画像サイズの違い

Lサイズで、1,630万画素と1,200万画素の違いですね。1.358倍かあ。そんなものなのですね。

サイズの違いってなんでしょう。以下はフジフイルムのホームページから引用。

Q. 画像サイズにあるL、M、Sの違いを教えてください。
A. 「L」「M」「S」は、記録するサイズの大きさを表しています。画像サイズが大きいほど画質は良くなり、小さいほどより多くの枚数を記録することができます。(サイズはカメラの画素数によって違います。)

「L」A3、四切(254mm×305mm)、四切Wサイズ程度で印刷する場合に適しています。

「M」六切(203mm×255mm)、A4サイズ程度で印刷する場合に適してます。

「S」DSC(89mm×119mm)、L(89mm×127mm)、A6サイズ程度の印刷する場合に適しています。

私の場合、大きくプリントしてもA4くらいですから、Mでいいわけですね。

画質モードとは

画質モードとはなんでしょう? こちらも引用。

Q. FINEとNORMALの違いを教えてください。
A. デジタルカメラの記録形式であるJPEG形式は、画像を圧縮してメディアに記録され「FINE」は圧縮率が低く、「NORMAL」は中程度の圧縮率となっています。

圧縮率を高くすると、ブロックノイズと呼ばれる現象が発生しやすくなり画像が粗くなるため、圧縮率の低いFINEの方が画質は良いということになりますが、目に見えるほどの差はありません。通常であればNORMALで十分ですが、より良い画質を求める場合にはFINEをおすすめします。

圧縮率は、FINEで1/4、NORMALで1/8、というところが目安のようです。

ただ、どんな画像でも同じように圧縮されて、同じデータ量になるかといえば、そんなこともないようで、どんな画像かによっても違うようですね。

隣り合うピクセルによく似た色が並んでいるほど、圧縮率が高くなって、ファイル容量が小さくなるとのこと。

つまり、都内のごちゃごちゃしたカラフルな町並み写真と、青空にぽっかり雲が浮かんでいるだけの写真では、圧縮率が変わってくるというわけです。

X-Pro1でファインのLサイズ。(このブログにアップする際は、更に縮小しています。)

DSCF4782

森の木に光があたっている状態。これで5.6MBでした。

おなじ場所で、光があたってなく真っ暗のばあい。

DSCF4791

2.6MBです。半分以下ですね。

これも、ブログにアップする際は、更に縮小しています。2.6MBでもデータが大きすぎて、ブログのほうで受け付けてくれません。4896×3264って、そのままの大きさではパソコンの画面からはみ出しますね。

本当は、1024 × 683の137 kBまで、小さくなっております。(クリックした時の大きさ。)

元のデータの、1/20です!これでも、まあまあきれいに見えます。パソコン画面で見る時って、この程度で十分なんですね。

ちなみに縮小はグーグルPicasaでやっています。これだと、元データも残して、縮小版を作れるので、何回でも失敗できます。(普通、JPEGは縮小してしまうと、元の画質には戻せない。)

というわけで、いつでもどこでも、最大サイズと最高画質で撮るというのは、ハードデスクの無駄遣いといえるかもしれません。

篠山紀信の展覧会みたいに、壁いっぱいまで広げて展示するくらいでないと、その性能を発揮できないんじゃないでしょうか。

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