心霊写真というジャンル

DSCF8723
「暗闇に不気味な光が…」

夏になるとテレビでは恐怖映像とか、心霊写真とか、よくやっておりますね。このごろは動画が多くなってきています。

肝試しに言ったら、不気味なものが写っているとか、公園で遊んでいたら子どもやおばあさんが写り込んでいるとか、見てたらドッキリ、怖いです。

しかし、不思議なのが、撮影者に聞き取りするのは簡単であるだろうに、インタビューが全然なくって、このあとどうなったのであろうか? で終わっているところです。

ちょっと聞けよ! と思うんですけど。

心霊写真は撮ったことがないです

私は結構な枚数の写真を撮っていると思うんですが、心霊写真は撮ったことはないです。

そんな心霊スポットに行くことはないということもありますが、心霊っぽい写真は、あ、失敗した、と思ってすぐ消してしまうからということもあるでしょう。

失敗の原因は、露出の失敗とか、シャッタースピードが遅かったとか、フレア、ゴースト、レンズに水滴など、そんなところです。撮った直後なら原因ははっきりわかりますね。

これ、デジタルならではかもしれません。フィルムなら現像が上がってきた頃には忘れていて、ぎゃー変なもん写っている!となるかも。

フィルムだと巻き上げ忘れで、多重露光ということもあるそうですね。

プロカメラマンの写真に心霊写真がないのは、原因がハッキリわかるからじゃないでしょうか。そうじゃなかったら死体写真を撮ってる戦場カメラマンなんて、心霊写真だらけでもおかしくないです。(実は隠していたりして。)

テレビで見ていると、薄ぼんやり霊が写っているというのは、言われてみたらそうみえるなあーというのも多いですね。ナレーション無しで写真だけ見たら、気づかないかもしれません。

みっつ穴が見えたら、人の顔に見えるというのは、人間の脳の働きによるものだそうです。

逆にくっきりはっきり写っていて、これが心霊?? というのもあります。自己顕示欲が激しいですね。これはいったいどうなっているのやら。

いずれにしても、自分のとった写真には、変なもんが写っていないことを願って、今日もシャッターを押しています。

(写真は星空を写そうとしていて、安物の三脚がX-Pro1の重さに耐えかねて、角度がズリ落ちて写った写真です。)

コメントを残す