X-Pro1 買いました

X20の焦点距離は28mmから112mmです。だいたいオールマイティに使えるのですが、もっと広角がほしいと思うことがあります。

建物の中だとか、雄大な風景だとか、町中でビルを丸ごと写したいとかですね。うしろにめいっぱい下がれないシチュエーションだと、はみ出してしまいます。

それで広角レンズが欲しいと思ったんですが、予算が少ないもんで、なるべく安上がりで済ませたいと考えまして、ヤフオクで中古レンズを狙いました。

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フジフイルムの広角レンズは10-24mmのズーム、14mmのXF14、18mmのXF18がありますが、XF18だと、35mm換算で27mmになり、X20の広角(28mm)と大差ありません。

ズームレンズは、先日の撮影会で借りた時に、いいなーと思っていましたが、お値段が・・・

というわけで単焦点の14mmを狙いました。35mm換算で、21mmです。

 

ちなみにこの換算というもの、最初、なんのことやらわけがわかりませんでした。

勉強して理解できましたので解説すると、焦点距離とは、ピントを合わせたときの、レンズから撮像素子(フィルムやセンサー)までの距離です。焦点距離の短いレンズは(10mmとか)広角に写り、ながーい(200mmとか)レンズは望遠鏡みたいになります。35mmや50mmは標準レンズといいます。

しかし、X20の112mmって、ズームを目一杯のばしても112mmも長さがあるように思えないですね。

カメラのレンズは何枚も組み合わされているので、銅鏡の長さで図るわけではないのですが、ホントはもっと長いはず。

これは、フィルムのカメラでの焦点距離に換算しているのです。35mm換算というときの35mmというのは、フイルムの大きさのことです。(おなじmmの単位を使っているので、非常にややこしいです。標準フィルム換算とかいえばいいのに。)

同じレンズでもセンサーが35mmのフルサイズのカメラに付けた時と、センサーの小さいカメラにつけると、写り具合が変わります。センサーが小さいと、同じレンズならより望遠になります。

X20のセンサーサイズは、35mmフィルムより、遥かに小さいので、小さいレンズでも大きく写せるという理屈なのであります。

今回、ボディはX-Pro1を狙いました。センサーはAPS-Cサイズなので、フルサイズよりちょっと小さいです。1.5倍に換算すると、フルサイズでの画角とおなじになります。

ということで、14mmなら、1.5をかけて、21mmです。

なぜ、X-Pro1にしたのかというと、X-T1はまだ高すぎるし、X-E1ならけっこう安くなっているけれど、やっぱし、光学ファインダーのあるのがいいなあ、とX20に慣れた私は思うわけです。

ファインダーが光学式と液晶式に切り替えできるのも魅力的です。

というわけで、落札できました。X20との比較などもまた書いていきたいと思います。

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