コールマンのビンテージランタン 明暗差の大きい風景

夜のバーベキューの灯りに、ランタンを使うことがあります。

今の主流はLEDのランタンでしょうが、ビンテージなガソリンのランタンは雰囲気がありますね。

しゅご~~~とガスの吹き出す音が、なんだかキャンプしてる! というかんじになっていいんです。

ところで、ランタンって、ものすごく明るいので、きれいに写真に撮るのが難しいです。周りと明るさの差がありすぎて、ランタンの部分をキレイに写そうと思ったら、周りはマックロケですし、周囲のバーベQの雰囲気をうまく撮ろうと思ったら、ランタンは真っ白けです。明暗差がありすぎるんですね。

(上の写真はX-Pro1 レンズはXF23f1.4で撮影)

HDR合成とは

(X-Pro1 XF23mmf1.4)

ウィキペディアによると、フィルムやCMOSイメージセンサーなどの一般的な記録装置のダイナミックレンジはせいぜい15EV、コントラスト比は32000:1くらいだそうですが、現実世界の明暗差というのは、コントラスト比100000:1を軽く超えるんだそうです。

カメラで、明るい方、暗い方のどちらかに露出を合わせれば、もう一方は犠牲となり、白飛び、黒つぶれになるというわけですね。

露出を変えた画像を同時に撮影、カメラ内で合成して、出来上がった画像では明るいところから暗いところまで表現できてしまっているという技術があり、HDR(ハイダイナミックレンジ)合成というそうですけど、わがX-Pro1には、そんな機能がありません。

ついてないのはしょうがないので、両方キレイに写そうと思うのは諦めて、どっちかが犠牲になっても、それなりにかっちょいい構図を見つけるということになります。

そういうのも楽しいですね。アートになるってもんです。

 

ちなみに、iPhoneのカメラには、HDRの機能が搭載されてます。こうしうシチュエーションの場合、iPhoneのほうがちゃんとした写真が撮れやすいかもしれません。

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