X30のファインダーはEVFです。電子ビューファインダーですね。
X20はOVFです。光学ファインダーです。
光学ファインダーのコンパクトデジカメって、あんまりないし、X20の特徴だと思うんです。
それがいいから買った、という人も多いことでしょう。
が!
「光学ファインダーは、情報が少ないんですよねえ」とフジフイルムの人が!
X30なら、ファインダーと、液晶モニターで、別々の情報を表示させることもできます、だって。
新しい方のカメラに、チカラが入るのは、まあ、当然のことでしょうが…
おすすめは、顔を寄せると自動的にファインダーか液晶モニターか切り替わる、「アイセンサー」ということなのですが、そうやると液晶モニターばっかり使ってしまうような気がする私は、OVFモードにしてます。
すると、たしかに、現在の設定が、パッとわかりません。
撮ってから、設定が違った、とか、あります。
というわけで新たな技を見つけました。
アイセンサーにしておいて、液晶の表示を「INFO画面」にしておくのです。
私、この画面って、何のことかよくわからんかったんです。
オートフォーカスのポイントエリアの表示がでっかくでて、なんじゃこりゃ?と思ってたんですが、ファインダーに表示されない情報を得るためのものだったのですね。
露出、SDカードの残りの撮影可能枚数、フォーカスモード、フォーカスエリア、絞り、シャッタースピード、画像サイズ、電池の残り、撮影モード、ISO感度、手ぶれ補正、などが表示されます。
ファインダーを覗くときに、ちらっと、見るといいですね。
(マクロや特殊なフィルター効果モードでは、強制的に液晶モニターに画像が表示されます。)
撮る前に、どう写るかが確認できるというのが、電子ビューの最大の強みということで、それは、どうしても光学ファインダーには望めない点です。
ファインダーを使いたいけど、撮る前に画像を確認して、失敗を無くしたい人は、X30、すっきり感のある光学ファインダーが好きで、勘に頼って撮影したい人はX20、でしょうか。