この夏、種子島に行ったと以前に書きました。
種子島旅行は、お天気が台風に恵まれまして、南の島の風景があまり楽しめませんでした。そもそも、種子島には、海水浴が楽しめる遠浅の海岸は少なく、どちらかというと波の高い、サーファー好みの浜が多いようです。
サーフィンをしない私達には、ちょっと遊ぶところが少なかったです。
ところで、私は全然知らなかったのですが、種子島は、アニメ映画「秒速5センチメートル 第2話 コスモナウト」(新海誠監督)の舞台なのだそうですね。高校生女子のほろ苦恋愛映画みたいです。
旅行のグループのメンバーに、この映画の大ファンの人がおられまして、映画に出てくる場所を訪ね回るという「聖地巡礼」をご一緒しました。
目次
聖地巡礼 秒速5センチメートル
映画を見てなかったので、なにがなんやらわからなかったままなんですが、一緒になってあちらこちら撮影しました。なるほど、哀愁漂う景色が多くありました。
今どきのローソンやファミマといったコンビニじゃない、雑貨屋と食品店が混じったような、おばあちゃんが一人でやっているような小さいお店など、旅情を掻き立てます。
アニメに出てきた「アイSHOP」。
映画では、こちらの角度から写したシーンが印象的だそうです。↓
聖地巡礼の案内板
映画に出てくる場所には、案内板が立っていて、寄りたくなりますね。せっかくなのでお店でお買い物もいたしましょう。
聖地巡礼には経済効果もあるってことですけど、しかし、種子島はちょっと都会から離れすぎていて、うーむどうでしょうね。
↑ 映画で出ていた空港は、現在使われておりません。旧種子島空港です。空港前の旅館も廃業のようでした。こんなところによっても、何も買うものがない…。
こちらのお店も聖地。買い物しましょう。
聖地巡礼写真撮影
聖地巡礼で写真をとる醍醐味は、映画のシーンと同じ角度、おなじ雰囲気を、自分のカメラで写すってことでしょう。
知らなければ、こんなところ、撮るかな?ってこともあるかもしれませんが、写真を撮るいい動機になりますね。アニメの場所を訪れたいという動機で旅をするというのも、素敵です。
↑ 中山海岸。ヒロインがここでサーフィンをします。が、ちょっと引いて撮るとこんなかんじ↓
いい雰囲気に写るよう工夫が必要です。
映画では、ひぐらしの声が印象的でしたが(あとで見ました)、実際はひぐらしの声は全然聞こえてきませんでした。帰りに寄った熊本県の霧島では、よく鳴いておりました。
聖地巡礼の意味
聖地巡礼って、昔なら、ローマの休日に憧れてイタリアに行くとか、ビートルズに憧れてアビーロードの横断歩道を歩いてみたりということですね。
やっぱし、憧れて訪れるのがよろしいかと思います。見聞が広がります。聖地以外にも、面白いところは見つかるでしょうし。
私も映画をちゃんと見てから巡礼したらよかったです。
種子島といえば、秒速5センチメートルより宇宙センターが有名ですので、ロケット打ち上げの時にまたぜひ訪れたいです。
↑ 種子島宇宙センターのロケット打ち上げ場所。
以下は、聖地じゃありませんが、せっかくいろいろ写真を撮りましたので、種子島の風景を載せておきます。
ログハウスの宿泊施設。
マングローブの森。
種子島に生息する凶暴なカニ。ノコギリザガミ。
釣り人たち。
能野焼(よしのやき)の窯
コンビニもあります。ファミリーマートもありました。
↑ 以上はX-Pro1で撮影。以下は水中カメラのXP60で撮影した風景です。
波のチューブをうまく撮りたかったのですが、むつかしいですねえー。