このごろは防塵防滴仕様のデジカメが増えてきておりますが、私の愛機X-Pro1は水に弱いです。
これまでも雨に濡れたりすると、電源スイッチの動きが固くなったり、一時的に電源が入らなくなったりしておりましたが、しばらくほっといたら自然に復活していたのです。
しかし、先日の台風のあと、まだ雨の降り止まない中、外の被害状況などを撮影していたら、さしていた傘が飛んでいってカメラずぶ濡れ。とうとうウントモスントモ言わなくなりました。
フジフイルムのサービスステーションに持っていって、預けて修理してもらいました。
修理の内容は、制御基板の交換です。基盤の交換は、実は2回め。バッテリーロックの爪が割れておりましたので、そちらもついでに替えてもらって、センサークリーニングと各部点検も込で、24,516円(消費税込み)となりました。
ついでに、レンズ(XF35mmf1.4)も、念の為いっしょに預けて、ホコリの混入多数のため分解清掃ということで、10,800円。
あー高くついた。
しかし、修理してもらったら、ファインダー内にたくさん見えていたホコリもみえなくなり、スッキリ。レンズも非常にクリーンです。センサーもクリーニングしてもらってますので、写りも良くなっているはず。
シャッターを押した感じもシャープに気持ちよくなりました。
外観の傷や塗装の剥がれはそのままですが、新品に買い替えたと思って、また大事に使います。(基盤は新品になったわけだし)
新鮮な気持ちでカスタム登録をやり直します。
目次
修理か買い替えか
本当のところ、見積額を聞いた時に、一瞬悩んだのです。もうすこし出せば、中古で程度のいい同機種が買えるのです。
でも、やっぱり中古ってことは、購入後、修理しないといけないかもしれないし、馴染んでいる愛機を修理するほうが確実だ、と思ったのであります。
外装の傷や色ハゲも、せっかくつけてきた勲章だと思えば、ピカピカ状態に戻すのももったいないです。
自動車だと、ぼろっちいよりピカピカのほうがいいと思いますが、カメラだとか、ジーパンだとか、革ジャンとか、空手の黒帯などは、ヨレヨレのほうがかっこいいですね。わざわざダメージ加工というのもあるくらいですから。(黒帯のダメージ加工はないでしょうけど)
次のモデル、すなわちX-Pro2が、この値段だとしたら買い替えたかもしれませんが…。
X-Pro2に買い換えるとしたら、もうちょっと相場がおちてきて、中古価格に修理代を足して、まだ新品より安いというくらいになった頃になるとおもいます。もしかするとその頃には、X-Pro3が登場しているかもしれませんけど。
コンパクトデジタルカメラ
ところで、X-Pro1の修理中は、古いX20を使っておりました。もう4年以上使っていますが、こちらは一度も修理もせず、調子よく動いております。やはり、ズームのついたコンパクトカメラは便利ですね。マニュアル操作がめんどくさいので、オートだけで撮影していました。
ただ、お手軽すぎて、しっかり構えてじっくり撮ろうという気があまり起こらず、やはり楽しいのは、マニュアル操作のしやすい、レトロ感覚のX-Pro1と、単焦点レンズの組み合わせだなあと思ったのでありました。
この手のコンパクトカメラは、スマホに市場を食われて、どんどん消えつつあるようですが、お手軽にどんどん撮ろうと思えば、操作性の点でもスマホよりずっと使いやすいと思うのですが、どうなのでしょうね。
防水カメラ
操作性、強靭性を兼ね備えて、価格も安いとなったら、防水カメラのXPシリーズが最強だという気もいたします。(フジフイルムのラインナップでは)
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防水カメラなら、台風の中どころか、水中でもまるで平気です。風で飛ばされて落っこちても、少々の衝撃では壊れません。
ズームもできるし、手袋をつけたままでも操作しやすいです。スマホに満足できなくなったら、防水カメラに進むか、ミラーレスor一眼レフ路線に進むか、となっていくのかな?という気がします。
しゅうりしましたかー
また濡れて故障して修理することを考えるとなると防塵防滴で安心したいです。 旅行中に故障すると嫌ですし。
ナイアガラの滝で一度故障したもので。
台風の中撮影したらダメですよ。 怪我しますよ。
しげさん
買い換えるときは防塵防滴にしたいです!
ナイアガラの滝、いいですねー。
箕面の滝では問題なしでした。
台風、危険です。家の中でじっとしときます。