酔っぱらって撮った写真

酔っぱらうと、まったく写真を撮らないか、撮りまくるか、どっちかになりますけど、飲んだ夜の帰り道など、歩きながら街の景色など撮るのは好きです。

バスを乗り過ごしたり、電車を降り過ごしたりして、歩かねばならぬという時、ただ歩くだけではつまらないので、カメラをプラプラさせながら、面白そうな景色を闇雲に撮るんです。

うまく撮ろうという執着を手放した状態になるためか、意外といい写真が撮れていることがあります。

歩きながらなのでブレブレだったり、ピンボケだったり、露出に失敗してマックロケになったりも多いですが、10ショットにひとつくらいいいのが混じっていればラッキーですね。

暗いし、フラフラしているしで、よく見えてないので、あまりピントとか露出とか考えなくなって、ピカピカ光っているなあとか、おおざっぱなコントラストだけで風景を見ているようなかんじになります。

カラーより、モノクロ率が高いですね。夜は、人工的な色ばかりになるので、あえてピカピカのカラフルに撮りたいときでなければ、モノクロのほうが好きなのです。

以下、撮影はX-Pro1かX20によるもの。

バスは方向違い。

 

空車タクシーが客待ちしていますが…

 

交番の前を通るのは、ちょっと身構えてしまう。

 

電話ボックスってまだあるんだなあ。

 

結婚式用ホテル

 

ローソン

 

歩道橋の上から。

 

上から見ると、”a”の字になっている歩道橋。

 

フェニックスの見える歩道橋。

 

夜に疾走するトラック。

 

大きな交差点を、ぐるりと巡る歩道橋。

酔っ払うと、妙に歩道橋を歩きたくなるんです。

 

横断歩道のシマシマも、夜になると不思議な感じ。

 

地下道。クルマ用と人間用が並んでいます。

 

夜のフォトスタジオ。

 

天王寺駅です。

 

どこだったかな。記憶にござらん。

 

これもどこかよくわからんなあ。

よくわからない写真がけっこう混じってます。

 

朝市はまだ始まっていない程度の深夜。

 

提灯と格子。

 

閉店間際のスーパー。

 

まだ夕方ですが、すでに酔っぱらっていました。

 

京都でも酔っぱらってみました。四条通。

 

京都のどこか。

 

京阪四条です。たぶん。

 

深夜のひまわり。影が不気味。

 

夜に酔っぱらっているときも、露出はオートにしないです。標準露出よりかなり暗めにすることが多いです。

マニュアルで、絞りとシャッタースピードを一度決めてしまって、あとは微調整を手動でするほうが、私にはやりやすいです。

もしくは、一番上の写真のように、シャッタースピードをおもいきり遅くして遊んでみたり。

こういうとき、フジフイルムXシリーズならではの操作性の良さが活きますね。

(コンパクトカメラのX20では、マニュアル操作が面倒くさいので、プログラムオートにして露出補正ダイヤルだけまわしています。)

酔っぱらって撮ったポートレート

人物写真を撮る時は、酔っぱらっている方がいい写真が撮れるような気がします。お互いに酔っぱらっているのがいいですね。

こちらも遠慮がなくなっているし、撮られる方も気が大きくなって、撮ってちょうだい!とアピールしてくれたり、まったく撮られることを気にしてなくて自然なかんじだったり。

 

撮られていることを気にしていない人。

 

酔っぱらっている人って、取り繕っていない、わりと自然で面白い写真になるんです。

一緒に酔っぱらっていると、なんだか信頼感ができるのかもしれません。

(酔っぱらっているところを公開するのも悪いので、写真のアップはなし。)

 

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