ドウダンツツジで有名な豊岡市但東町と、万博公園の日本庭園にいってきました。道中の高速道路も紅葉の赤や黄色が大変美しかったです。
目次
紅葉の撮影テクニック
(安国寺のドウダンツツジ。WB太陽光)
朝方からお昼のうちは、あまり深く考えないでホワイトバランスは太陽光のまま、露出だけ色々変えながらで撮っておりました。
フジフイルムのカメラは、フィルムシミュレーションをベルビアにすると、濃い派手な色合いが出ますが、私は、あまりベッタリしすぎない、濃い目の落ち着いた色合いのプロネガハイが好きです。
カスタム1は、プロネガハイで太陽光、ISO感度250という設定にしております。撮影しているうちに設定をいろいろ変えたあとは、カスタム1に戻すという習慣にしています。
ちなみにカスタム2はISO感度4000でホワイトバランスオート、つまり日が落ちたか室内用、カスタム3はモノクロの昼、カスタム4は、モノクロの夜という設定にしております。
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安楽寺は、お寺の壁が額縁みたいになって紅葉が美しいのですけど、人が多くって、うまく撮れませんでした。
夕方の紅葉は「曇」か「蛍光灯1」が雰囲気が出ます。
夕方になってくると、太陽光のままでは、どうも見た感じの赤色が出てこなくなりますので、ホワイトバランスをいじってみました。
太陽光のままだとこんな感じです。
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太陽光
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上の写真では、青い空や緑の木のほうが多いので、太陽光のほうが自然な感じもしますが、紅葉が画面の多くを占める写真だと、「曇」や「蛍光灯1」を使うと、赤っぽくていい感じだと思います。
蛍光灯は3種類ありますんで、いろいろ変えてみるといいですね。曇りとか、蛍光灯、電球などという言葉に惑わされたくなければ、色温度設定で変えていけばいいでしょう。
5000ケルビンが太陽光で、色温度をあげていけば赤っぽく、下げていけば青ぽくなっていきます。
どのくらいの赤色が一番紅葉っぽいのかは、人の目にもよるだろうし、モニターの設定にもよるだろうし、あんまり厳密には決められるものでもないんじゃないでしょうか。
カメラのモニターとパソコンの画面でも、ちょっと違いますし。
私はJPEGだけで撮ってますが、RAWで撮っておけば、後からどのようにでも変更できます。
なお、葉っぱが白っぽく見えるのは、光の乱反射によるもので、ホワイトバランスの問題ではありません。
乱反射を防ぐにはPLフィルターを使うと反射が抑えられてクッキリ色が出るはずですが、今回、PLフィルターを持っていくの、忘れてました。
また試してみます。