子供のポートレートをふんわり可愛く撮る方法

子供の写真をふんわり柔らかく撮るというのは、カメラ女子が得意とするところだと思うんですが、パパもそんなふうに撮ってみたいと思ってチャレンジしてみました。

 

DSCF4842

(こちらの写真、フジフイルムのフェイスブックページ・Xセミナーズに採用していただきました)

お昼寝中の我が子をモデルに、いろいろ試行錯誤。走り回る子供を撮るのと違って、じっくり構えて撮影できます。

カメラは、X-Pro1でレンズは標準レンズのXF35mmです。まず、絞りのコントロールで、背景がうまくボケてくれないと、ふんわり写真にならないですね。

XF35は、いい感じでボケてくれます。

カーテン越しの柔らかい光がいい

部屋は、カーテン越しに昼間の光が入ってくるベッドルームです。

意外と暗くて、絞りはf2まで開いていますが、ISO感度はオートで設定していた上限3200まで上がりました。ダイナミックレンジは400。

露出補正はプラスに振って、シャッタースピードは1/28秒になりました。絞り優先です。

フィルムシミュレーションは、アスティア、プロネガハイ、プロネガスタンダードあたりがいいですね。

アスティアは人間っぽい色がでますが、プロネガスタンダードだと、肌が白っぽくなって天使のイメージを出せるかと思います。

上の写真は、プロネガハイです。日焼けで本当はもっと黒いんですが、白いいい感じになりました。

ホワイトバランスは、太陽光です。

ハイトーン、シャドウトーン、カラー、シャープネスなど、調整できるところは、みんな-2にしています。

このあたり、色々組み合わせができると思うんですが、全部の組み合わせを試すのは大変(5×5×5×5の組み合わせ!)なので、一番極端にふんわりになるであろう方に設定してみました。

RAWで撮っておけばあとから補正できますが、今回は事前に色々変えながらJPEGで撮ってだしです。

ピントはマニュアルです。オートフォーカス、なかなか合わない・・・。

被写体までの距離が近いのと、コントラストが弱いからでしょうか。

補助光は子供が眩しくないようにオフにしています。というか常時OFFなので、その存在を忘れています。

ポートレートの定番としてまつ毛に合わせているつもりですが、前髪にあっているかも。

そんな感じで撮れたのが上の写真です。ふんわり感が出て、弱い逆光で髪の毛が光って見えて、いいかんじじゃないでしょうか!

ペットやお菓子などでも可愛らしく撮るときは、こんな設定が使えるんじゃないかと思います。

コメントを残す