フジノンの望遠ズームレンズ、XF55-200mmを買いまして、望遠修行中です。
望遠レンズって、望遠レンズでしか撮れない被写体を探していたら、日ごろ使う機会って、さっぱりありません。
無理矢理でも使ってみようと、X-Pro1に望遠をつけたままで、他のレンズも、コンデジも持たず、お出かけしてみることにしました。(iPhoneを除く。)
望遠ズームをつかいこなす練習
望遠初心者なもんで、とりあえずは、ズームを一番縮めた、55mmから。35mm換算で
83mm相当の画角になります。
このくらいだと、レストランのテーブルを挟んだ向かいの人の顔くらいは、なんとか撮れます。
55mm。ズームを縮めた状態です。
このくらいの距離が、ピントの合うギリギリの距離です。
ズームをいっぱい伸ばして200mm。換算300mmになります。ドアップになりますね。
200mm。f7.1でもけっこうボケてます。(ピント外してますね。)
55mm。ギリギリの距離です。1.1メートル。
窓の外の景色。
窓ガラスにピント。55mm。
55mm。堺市の仁徳天皇陵の正面側の「いろは」というお店です。
昔はきつねうどんとか出していたのに、世界遺産を意識してなのか、おしゃれな店構えとメニューになりました。ケーキセットが800円~。
181mm。提灯にピントを合わせました。(堺東銀座商店街)
XF55-200mmは、マニュアルフォーカスにして、親指AE-L・AF-Lボタンで大雑把にピントを合わせて、フォーカスリングで微調整というのが、使いやすい気がします。
55mm。
90.4mm。中途半端な焦点距離は、つまりファインダーを覗きながらズームしてたってことです。
55mm。広角で写したい気分になる風景。堺市役所前です。
このあたり、冬になるとイルミネーションがきれいになります。
55mm。堺市合同庁舎。普段使っているレンズなら、建物がまるごと写ります。
こんな感じに撮ろうとも思わないですね。
55mm。街灯を狙ったものですが、ビルの壁の影がいいかんじです。
これも望遠レンズを持ち歩かねば、撮ろうとも思わなかったであろう景色。
制限があると、そのなかでなんとか表現したいという思いが湧いてくるようです。人間って。
57.8mm。動く鳥は難しいですねー。
電子ビューファインダーを覗いていると、鳥がぱっと飛び上がった時にはもう遅い。
ピントも追いかけられません。
修行を積めば、予測で動けるようになるのかもしれませんが、こういうのはやはり高性能の一眼レフの分野じゃなかろうかという気もします。
X-T2なら、対応できるのかも。