X-Pro1

X-T1とX-E1は、フジフイルムのイベントで使わせていただきましたが、X-Pro1はまだ使ったことがなかったのです。

X20の愛用者としては、光学ファインダーは気になるところです。X-E1もX-T1も電子ビューファインダーで、それはそれでよいんですが、目にスッキリやさしい、ガラス越しの風景は好きなのです。

大阪駅の近所で所用があり、その帰りにヨドバシカメラによってみました。やっぱし、ヨドバシカメラ、でっかいですねー。フジフイルムのブースには、X-T1が3台くらい見本で置いてました。(X30は見当たらなかった!)

 

 

X-Pro1はちゃんとおいてまして、35mmのレンズが付いてました。35mmのレンズは、カメラのバランスがとれていてカッコイイですね。ズームレンズは、どうもでかすぎます。

手にとって試し撮り。店内の撮影って、あんまりおもしろい景色じゃないですが、ひと通りの操作をいじってみたり。

X20とは操作も若干違いがあります。X20ではモードを変えるダイヤルが、X-Pro1ではシャッタースピードのダイヤルになってますが、これはX-E1もX-T1も同じですね。

ホワイトバランスの切り替えボタンがなくって、メニューボタンから選んで変更しないといけないのかな? レストランで飯撮りするとき、切り替えるのにめんどくさいかも。(でも、このカメラではそんな使い方しないか。)

そんで、X-Pro1ならではのスイッチが、光学ファインダーと電子ビューファインダーの切り替えレバーです。前面のレンズの右側について、右手中指で操作できます。

これをヒョイッと横にスライドさせると、一瞬暗くなってガラス越しの景色が、デジタル画像に切り替わります。色合いも変わりますが、パララックスの補正がされて、画面がズレます。おもしろい!

マニュアルフォーカスにして、ピントレンズを回せば、電子ビューファインダーではピントが合っている場所が動いていくのがよくわかります。

光学ファインダーでは・・・わかりません。ファインダー越しの景色に変化はありません。距離計が出てきて、ピントの位置は何メートルという表示が出るんですが、これで分かる人は、プロゴルファーのキャディーくらいのもんじゃなかろうか。あ、キャディーさんはヤードじゃないとダメかも。

マニュアルでピントを合わせたいなら、電子ビューファインダーということになります。光学ファインダーを使いたいんだい!という人は、オートフォーカスがよろしいような気がします。

昔のカメラみたいに上下の半円が合致したらピントが合ってるなんてのが欲しいような気がします。そんなのが使いたいんなら、フィルムのカメラにしなさいって事になるんでしょうが・・・

ちなみに、X20ならマニュアルフォーカスでピントを合わたいときは、液晶モニターを見ながらになります。ピントダイヤルを回すと、自動的にモニター表示に切り替わります。マクロでオートフォーカスのピントが合いにくい時などはそうしています。

X20では液晶モニターを使うしかないような状況でも、X-Pro1ならファインダーを液晶に切り替えてつかえるよ、というかんじでしょうか。至近距離でもパララックス補正されますし。ふだんは光学ファインダーで、いざというときに液晶ビューファインダーに切り替えると。

そんなら、光学ファインダーは、いらん!という人のために電子ビューファインダーだけにしたのがX-E1なのでしょうかねー。

来年はX-Pro2が出るとかいう噂なので、それを見てから考えよう。

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