X20は絞り優先モードもシャッタースピード優先モードもありますが、センサーサイズが小さいので、背景をぼかす、などといった絞りの効果を狙った撮影は思ったほどできません。
それよりもプログラムオートにしておいて、露出補正ダイヤルだけカリカリ回して、素早く撮っていくほうが似合っています。
しかし、シャッタースピードのコントロールは、うまくつかえばなかなか面白い写真が撮れます。
シャッタースピードで躍動感を表現できます
これは、ランバイク体験会に参加したうちの娘を撮ったものですが、本当は、バイクをまたいでトコトコ歩いていただけなんですけど、シャッタースピードを遅いと、なんだかスピーディーに乗りこなしているように撮れました。
動きのあるところがブレているんですね。これで1/30秒です。
真横に動いている、後ろに写っている子どもたちも、トコトコした感じだったんですが、F1かと見まごうほどですね。
被写体の動きに合わせてカメラの方を振れば、背景が流れて、いいかんじになります。流し撮りですね。
これは1/50秒です。
シャッタースピードが遅いと、手ブレしやすくなるので、そこはしっかり構えましょう。