「アーケードのない商店街」X20
森山大道の本に、商店街を撮るのは写真のいい勉強になる、というようなことが書いてありました。
とくにテーマとか考えずに、ひたすら行ったり来たりして撮りまくれ! ということなのです。
光文社 (2010-08-17)
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たしかに商店街というのはなかなか面白いのです。
活気のある商店街もあれば、ほとんどシャッターが閉まっているというお店ばかりという商店街もあります。
夜の商店街と早朝の商店街はぜんぜん違うし、真っ昼間から繁盛している立ち飲み屋とか、おもしろい。商店街の途中に神社やお寺があるというところも多く、歴史を感じることもあります。
商店街の撮り方
人気のないところでは、ゆっくりのんびり構えて撮影できますが、人通りの多いところで、特になんていうことのないお店の写真を取っていると怪しいので、サッと撮ります。
X20を無音にして、ノーファインダー、ノーモニターで撮ります。
コンパクトカメラのX20だと、こんな撮り方をしても、わりとピントが合ってきちんと撮れていることが多いです。5割位はいけるんじゃないですかねー。
X-Pro1では、こんな撮り方をしてはダメです。ピントが合わないので、ボケボケです。
商店街の写真を撮りだしたのは、商店街の紹介文を書くためなのですが、紹介のための写真だけでなく、森山大道の言うように、なんでもかんでもやたらめったら、シャッターを押していると、なんだか面白い写真が撮れているものです。
このブログでは、そういった、なんとなくいいかんじ、と思った写真をアップしていこうと思います。
場所柄、人が入り込んでしまうのは避けられないので、面白いなーと思ってもそのままアップするのが憚れるのは、惜しいところです。