友達グループで旅行に行ったり、パーティーで撮った写真は、メンバー皆にあげたりしますよね。
フィルム時代であれば、いちいち人数分をプリントして、封筒に入れて「ナニナニ様」などと宛名を書いて、配ったものです。
枚数が多いときは、とりあえずアルバムにして写真に番号を振っておいて皆に回覧、リストに希望の写真の番号を書いてもらったりしておりました。
焼き増しプリントして、1枚あたり30円くらい徴収してましたかねえ。なかなか大変でした。
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デジタル写真のシェアは簡単です。
これがデジタル写真になると、写真のシェアは本当に楽になりました。
プリントせずに、JPEGのデータをメールやインターネットを介して配ればよいのですから。
数が少なければ、メールに添付して送信できますね。あなたがキレイに写っているので差し上げましょうと、ダイレクトに送ることができます。
このとき、一眼レフなどで撮影したフルサイズ写真は、サイズ容量が大きくすぎてうまく送信できないことがありますので、リサイズ(縮小)するとよいです。
パソコンの画面いっぱいになるくらいのサイズが、キレイに見えてちょうどよいでしょう。横幅1600ピクセルくらいが良いのではないでしょうか。
あまり小さくしすぎると、拡大したときに細かいところがカクカクした荒い画像になります。
メールじゃなくても、Facebookに載せたり、ラインで送ったりしても、ダウンロードしてもらうことができます。(Facebookに投稿すると、リサイズしなくても自動的にサイズ変更されます。)
スカイプやチャットワークといったコミニュケーションツールでも、写真のやり取りはできますね。
大量の写真をアップロードした中から、好きな写真を友達に選んでもらう方法
Facebookやラインを利用していない人もおられるでしょうが、Yahoo!のアカウントがあればヤフーボックスを利用できます。
>>ヤフーボックス
自分のヤフーボックス内に、フォルダを作り、どんどん写真を入れておけます。
たとえば、「2017年○○会忘年会」などというフォルダーを作って、そちらを「公開」の設定にして、そのフォルダのURLをメールやラインなどで友達にお知らせすれば、友達のパソコンからも忘年会フォルダの中身を見ることができます。
https://yahoo.jp/box/ha7rzw
友達には、気に入った写真を選んでダウンロードしてもらえますので、どの写真を誰に送ろうか、悩まずにすみます。
Googleフォトにも共有機能がありますし、他にも少人数グループ向けとか、カップル向けなど、写真共有の無料アプリは色々あるようですので、使いやすいものを選べば良いでしょう。
一度に大量の写真データをダウンロードしてもらう方法
私がよく使う方法は、数百枚の写真が入った圧縮ファイルを、サーバーにアップロードしておいて、友達にまるごとダウンロードしてもらう方法です。
この方法は、受け取る側が、ネット上でいちいち写真を選び、ちまちまと一枚づつダウンロードするという手間が省けます。
ただし、大量の写真に送りつけることになりますので、友達のパソコンの容量を圧迫させてしまうかもしれませんし、いらない写真の方が多ければ、削除の手間をかけさせてしまうことになります。
ある程度は選別してはおきますが、自分以外の写真にはまったく関心なし、という自己愛が強すぎる人に送るには、不向きな方法かも。
好きな写真を数枚選んでもらうのなら、ヤフーボックスのほうが向いているし、とりあえず全部くれ、という人には、圧縮ファイルダウンロード型が良いでしょう。
さて、やりかたですが、レンタルサーバーが必要です。
レンタルサーバーってナニ? という人は、わざわざサーバーを借りるほどのことはないと思いますので、この先は、無視してもらっていいです。ヤフーボックスやアプリを利用してください。
ワードプレスでブログを書いているような人ならOKですね。
まずは、シェアしたい写真群を圧縮ファイル(.zipファイル)にまとめます。
パソコンで写真を選んで、送る→圧縮(.zip形式)ファイル→左クリック。これで圧縮ファイルが作成されます。ファイル名は、何かわかりやすそうなものにしておきましょう。例えば、「20171220.zip」にしておきます。
FTPソフトやサーバーの管理画面から、ドメインの下にフォルダ(例えば「bounenkai」といったような)を作り、その中に先ほど作成した圧縮ファイルをアップロードします。
たとえば、このブログのドメインを使って、忘年会写真のファイルを作るとすれば、こんなかんじになります。
https://x20suki.com/bounenkai/20171220.zip
このURLを、メールやラインで友達にお知らせしてアクセスしてもらえば、圧縮ファイルをダウンロードしてもらえます。
そのファイルを解凍してもらえば、数百の写真が、どどどっと飛び出してくるというわけです。
(上記のURLをクリックしてもらえば、サンプル写真をダウンロードできます。どうということのない写真ですので、ダウンロードしたあとはゴミ箱に入れてもらって結構です。)
ダウンロードする側も、多少はパソコンの知識が必要ですので、万能の方法ではないですが、お互いわかっておれば、便利ではあります。
50年ぶりの同窓会で、メンバーのほとんどがパソコンも持っていない、という場合は、やはりプリントして、封筒に入れて、手渡しするのが良いかと思います。
手間暇予算をかけていいのでしたら、フォトブックにして配るのもいいかもしれませんね。