古いレリーズを使えるフジフイルムXシリーズ

実家を漁っておりましたら、リモートレリーズが出てきました。

父親が使っていたのであろう、ワイヤー式のレリーズです。

今時のカメラは、電子式のリモコンだったり、スマホで遠隔操作ができるようになっていると思うんですけど、フジフイルムのXシリーズのデジカメは、昔のレリーズが使えるのですね。

シャッターボタンに、ネジ穴があいていて、ここにねじ込めばOK。

 

レリーズは、3脚を立ててカメラを固定し、シャッターを押す動きで手ブレしないように使うものですね。

カメラ側のシャッタースピードをB(バルブ)にして、レリーズの手元のネジを締めれば、シャッター押しっぱなし、開けっ放しの状態にできますので、長時間露光もできます。

 

ただ、解除も手動ですから、露光時間をセットできる電子式のほうが便利だとは思います。タイマーレリーズだと、インターバル撮影など断続的にシャッターを押したり、いろいろな設定ができるそうですし。

集合写真に自分が入って撮ったり、ジャングルに設置したカメラに猛獣が近寄ってくるのに合わせてシャッターを押したいときも、ワイヤーの長さが足りませんので、やっぱり電子式がいいんじゃないでしょうか。

 

ワイヤー式、機械式レリーズの利点は、構造が単純で手応えを感じられることと、電池がいらないということかなあ、と思います。

というか、こんな過去の遺物を現役で使えるフジフイルムのXシリーズがステキです。

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