心斎橋にある大丸でクラシックカメラ掘り出し市というのをやっていたんで、ちょっと見に行ったんです。古いカメラがいっぱいでした。
ライカとか、かっこいいな~と思いますが、フイルムのカメラは、フイルム代もかかるし、現像するまでできあがりがわからないし、チャレンジする気にはならないですね。(手を出してハマるのも怖い。)
フジフイルムのXシリーズは、みたかんじクラシックっぽいですから、これで十分。
ナショナルジオグラフィックは写真家が始めたのではなかった
掘り出し市より面白かったのが、ナショナルジオグラフィック展です。
ナショナルジオグラフィックって、自然のきれいな風景写真のこと? って思っていたんですが、科学者とか冒険家とか軍人とかが寄り集まって、自然や地理、文化や歴史など、ありとあらゆるものを写真で残しておこうというのが設立の発端だったのですね。
初期メンバーにカメラマンはいなかった、というから驚き。
世界初の風景写真なんてのから、極地で命がけで撮った写真、古代の壁画、珍しい動物、戦争から逃げてきた人々、宇宙、いろんな写真がありました。
美しい写真は多かったですが、美しさを競っているわけではないんですね。
どう撮るか、よりも、何を撮るか、です。根性と根気で撮っているような写真が多いです。
象に追いかけられて命からがら撮った写真なんて、ピントは外れているし、ぶれぶれ。
それでも、撮影時の雰囲気というか、迫力があります。
写真に命をかけようとは思わないですけど、そんな写真が撮れたらいいなーとは思います