待望の望遠レンズ、XF55-200mmを手に入れて、ウキウキ。
とりあえず家の近所をカメラを持ってうろついてみました。
ながーいレンズをぶらさげて、何の変哲もない町中をウロウロ歩いてたら、どうにも怪しい人です。
目次
望遠レンズは必要か?
私は、なかなか近寄れない遠くの被写体を、大きく邪魔なく撮りたいと思って買ったわけですけど、ジャーナリストとか職業カメラマンでなければ、望遠レンズって、そんなに必要でもないと思うのですね。
私自身、今までそんなに欲しいとも思わなかったわけですし。
カメラ好きのお友達に聞いても、旅行で1回持って行っただけ、とのお返事。
鳥ばっかりとっているお友達もおりますが、これは特殊な人だと思います。撮り鉄も同様。
鳥にも電車にも大して興味もない私が、日頃、用もないのに望遠レンズを持ち歩いて、果たして使いこなせるだろうか? と買ってから不安になってきました。
年に数度のイベントのためだけじゃ、もったいない。せっかく高いフジノンレンズなんですから。
とりあえず、やたらめったらご近所を撮ってみました。
望遠レンズは標準レンズほど開放が明るくない
まずは、鳥とか、亀とか。川の中にいて、なかなか近寄れない動物たちです。
家の近所の川に、いつもいてる奴らです。サギと、カメです。亀はうじゃうじゃいますけど外来種みたいですね。ミシシッピアカミミガメというそうな。
いつもの単焦点とおなじ感覚だと、すこし暗いような気がします。開放f値はズームを縮めている時でf3.5、伸ばしてf4.8です。
XF23mmや35mmのf1.4ほど、明るくできないんですねー。ISO感度を頻繁にあげていくことになろうかと。
望遠レンズの圧縮効果が不思議
遠くの被写体ばかりじゃなくて、風景を望遠で撮るというのも、いつもと違う感覚で面白いです。
こちら、普段使っているXF23mm単焦点レンズで撮りました。
途中で平坦なところがある、なが~い坂です。望遠レンズで撮ったのがこちら。
標準レンズで撮ると、単なる長い上り道ですが、望遠レンズで撮ると、ギュッと前後に詰まって、モトクロスのコースみたいなダッシュボード風に見えますね。
こりゃ面白い。
望遠レンズは、ボケを作りやすいというのも特徴ですね。
上の写真、絞りはf7.1でしたが、奥のほうが結構ボケてます。
いつもの見慣れた景色も望遠で撮ると違った感じに見えますね。
しばらく望遠レンズ1本で、なんでもかんでも撮ってみようと思います。