アスティアは、ポートレート向きのフィルムシミュレーションということです。
柔らかい色合いになって、お肌がなめらかに、美しく写ります。うちの奥さんの胸元とか、なまめかしくなって、欲情しそうな色合いが出ます。
赤ちゃんのお肌などはもともとチュルチュルですので、違和感ありませんが、おばあさんのお肌は、不自然な感じになりますね。
私は、アスティアで人物を取ると、なんだかやり過ぎの感じがして、あんまり好きではないんですが、ベルビアだと黄色っぽくなってよろしくないですね。
ポートレートはモノクロが美しいです。カラーはプロネガハイとか、しっくりくるような気がします。プロネガスタンダードは色が薄いというか、ぼんやりなりすぎるような。
スタジオでライティングとかするようなプロフェッショナルな使い方だと、それも変わってくるのでしょうが。
私自身、今の環境と腕前でそう感じるだけで、今後変わっていくと思います。
アスティアは人物だけじゃない
雨の日のしっとり感を出したいときは、風景であってもアスティアがおすすめだと、プロのフォトグラファーに教えてもらいました。そんな使い方もあるんですね。
風景だからベルビア、って決まっているわけでもなく、自分の感性を磨いていけば良いのでしょう。
説明書に書いてあるのは一例に過ぎませんので、自分で色々探ってみるのも楽しみ方の一つだと思います。
アスティア(部屋の中で蛍光灯の下なので、ちゃんとした色でもないですが)
プロネガスタンダード
モノクロ
3種類のフィルムシミュレーションを同時に撮れます。
[…] こちらの記事にもちょこっと書きました。→フィルムシミュレーション・アスティア […]