お料理の写真を撮ることは多いです。
といっても、お店のメニューに載せるなどのプロのお仕事ではなく、食べ歩きをした記録を残して、ブログにでも載せておこうという程度のものなのですが、でも綺麗に撮れるに越したことはないですね。
気軽にお店でお料理写真を撮るのには、X20やX30は使いやすいカメラじゃないかなと思います。プロが撮影するような一眼レフだと、めだってしまって他のお客の注目を浴びてしまいそうですが、コンパクトカメラだとそれほどでもないですね。小ぶりでそんなに目立たないです。サッと取り出して、撮ったらすぐにお食事できます。
音を消せるのも良いですね。ふだん私はピントの合焦とシャッターは、音に頼っているところがあるんですが、レストランでは目立たないように無音にしています。DISP/BACKボタンを長押しすればマナーモードになるので、切り替えは瞬時にできます。携帯やスマホはシャッター音が消せませんので、デジカメの優れているところですね。
ホワイトバランスは、基本的に晴れにしているんですが、これはお店の照明によっては変えています。オートにすると、いちばん普通な感じで撮れますが、さっぱりしすぎて、面白みが無かったりします。
ムーディーな薄暗いお店の雰囲気を残したいときは、あえて、晴れとか曇にしたりもしています。色温度でカスタム調整して一番よさそうな色合いにするといいと思いますが、調整に時間がかかって、他の人をしらけさせてもいけないですね。
サッと撮ってすぐに食べ始める方がいいと思いますので、オートで撮っておいて、あとでパソコンのソフトでホワイトバランスの調整をしてもいのではないでしょうか。
お料理との距離は、マクロにして近づいたほうが背景をぼかしやすいです。ただ、湯気がレンズに当たると曇ってしまいますので、まあ、ほどほどの距離がいいんじゃないでしょうか。あまり広角側にして寄ると、端っこのほうが歪みます。
お料理を上手に取るコツは、おいしそ~う! と思って撮ることだそうです。はやくたべたーいという気持ちがあらわれると美味しそうに見えるんだとか。愛ですね。