X20はマクロ撮影も得意です。これはマニュアルフォーカスでピントダイヤルを回すより、オートフォーカスで、マクロモードにするほうが寄れます。(マニュアルモードでも、AELボタンをおすことでAFになります。)
スーパーマクロだと、1cmまで寄れるということなので、実験してみました。
こちら、自慢しているわけではありませんが、ロレックスです。相当寄っております。レンズの端っこが時計に当たるんじゃないかというほど、よっています。
ピントはROLEXの文字辺りです。絞りは、4.0ですが、背景ボケボケですね。というより、ピントがあっている部分以外は全部ぼけています。
小さい昆虫とか、肉眼で見難いほど小さな文字など、おもいっきり寄りたい場合は、スーパーマクロが良いでしょう。
なお、マクロモードにした場合は、ファインダーはつかえません。自動的に背面のモニターに映し出されます。一眼レフと違いファインダーとレンズでは見ている位置が違いますので、視差(パララックス)があるのですね。ファインダーを見ながら1cmまで近寄ると、レンズは、はるか右下の方を写しているということになります。
ピントの合う距離
通常モード
広角側 50cm~無限遠
望遠側 80cm~無限遠
マクロモード
広角側 10cm~3m
望遠側 50cm~3m
スーパーマクロモード
広角側 1cm~1m
なお、マクロモードのまま電源を切ると、次にスイッチオンした時もマクロモードのままですので、撮影後は忘れずに通常モードに戻しておきましょう。でないと、スナップショットとかした時に、ピントが合ってなかったヽ(゚Д゚;)ノということになります。