写真の作品タイトルが陳腐なのはもったいない

大阪は本町に用事がありまして、ついでによったのがフジフイルムフォトサロンです。

大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア1階(敷地内撮影禁止につき向かいの道路から。)

>>フジフイルムフォトサロン大阪

サービスステーションの方には、チョイチョイ行ってましたけど、こちらは初めて。広くて落ち着いた良い空間でした。(古びたビルに入っていたサービスステーションの方も今年移転とのことです。)

 

フォトサロンには、プロフェッショナルや、ハイレベルなアマチュアの写真が、たくさん展示してあって、楽しく鑑賞させていただきました。

選抜された写真ばかりですから見ごたえはあるんですけど、写真についてあるタイトルが、どうも練られてないなという印象を受けました。特にアマチュア作品に陳腐なタイトルが多かったです。

「夢」とか「愛」とか「青春」とか、そんなかんじの、印象に残らない、目録にタイトルだけが並べてあったら、見る気にもならないような題名です。

(ここにあげた例がフォトサロンの作品に使われていたわけではありません。覚えてないし・・・)

これ、もったいない気がします。

素晴らしく美しい田園風景の写真があったとして、「田園風景」というタイトルを付けるより「25年ぶりの帰省」とつけたほうが、きっと印象に残るし、見る人もあれこれ思いを馳せると思います。

私の知っている現代アーティストには、「作品にタイトルはいらない」という主義の人もいてますけど、その人の作品はわけがわからなすぎて、下手にタイトルをつけてイメージを限定させたくないという思いがあるみたいです。

私はブログなんぞ書いているせいか、どうしてもタイトルに目がいってしまいます。写真投稿サイトに投稿を見てみると、わりと凝ったタイトルを付ける人もおられますね。

現実空間での展示と、ウェブ上での投稿での意識の違いかもしれません。

(ウェブでは検索(SEO)を意識するという独特の世界もありますが、それは別の話として。)

 

私も、そういう写真サイトに投稿する時の作品タイトルは、ちょっと笑えるようなのとか、深刻そうなのとか、五七五の俳句調とか、やたら長いタイトルにしたりして、いろいろ遊んでおります。

タイトルによって「いいね」の数は変わるような気もするし。

純粋な写真の良さを追い求める上では、やや邪道かもしれないんですけど、タイトルに気を使うと作品選びへの意識も変わるような気はいたします。

 

以下は最近の私の投稿作品と、タイトルです。写真の善し悪し、タイトルのセンスのあるなしは、つっこまないでくださいまし。こんなふうに遊んでいる例ということで。

「初詣 去年の着物が ちっこいな」

 

「モード・お正月」

(これ、いたずらだと思うんですけど、アートなら著作権があるのかな?)

 

「賽銭箱は遥か彼方」

 

「天国ってこんなかんじ?」

たっちゃん

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たっちゃん

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