フォーカスモードの切り替え

あまりカメラに詳しくない人に、X20をもたせたら、わけわからん! と言うと思うんです。ダイヤルやらボタンがたくさんあって。

なかでも、カメラの正面に有る「MF」「AF-C」「AF-S」って、なんのこっちゃ、と思うことでしょう。X30では、M、C、Sになっていて、さらにわからん記号になっています。

MFはマニュアルフォーカスで、ピントは手動でダイヤルを回してあわす、AF-Cはコンティニュアスオートフォーカス、連続でピントを自動で合わす、AF-Sはシングルオートフォーカスで、半押しするとピントが一回合ってロックされるモードです。

あんまり語られることが少ないようで、フジフイルムの、使い方セミナーでも「止まっているものを写すことが多いと思われるので、AF-Sがおすすめです。」という説明でした。

フジフイルムのホームページには、

「コンティニュアスAF(AF-C)は、フォーカスエリア(十字部分)で捕らえている被写体にピントを合わせ続けてくれるオートフォーカスモードです。動く被写体の撮影に便利な機能です。コンティニュアスAFは流し撮りの際に有効です。置きピンの場合は、ピント位置を固定する必要がございますので、シングルAF(AF-S)がおすすめです。」

と書いてあります。

つまり、動くものを、真ん中で追いかけ続ければ、ピントは合いつづけているということですね。

動く被写体を追いかけて、シャッターを押す直前にピントを合わせるのは、いかに0.06秒といえども、タイムラグはあるでしょうから、これはありがたい機能だと言えます。でも、なんか、ちゃんとあっているような気がしないんですねえ。

やっぱり追いかけて行って、AF-Sでピントを合わせて撮るのがやりやすいような気がします。

動きまわる子供をサッと撮るには、MFにして、絞り優先モード(A)で絞りを8くらいにして、2mくらいにピントを合わせておくのがいいですね。パンフォーカスです。ズームは広角側の28mmにしておけば、1mから5mくらいがピントがあっている範囲になります。

これだと半押しせずに、いきなりシャッターを切ってもピンぼけになりません。ただし、ブレはあります。

DSCF9747

(これはプログラムオートで撮ったんですが。)

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