XF23mm f1.4 レビュー

先日のXセミナーにて欲求を刺激され、買ってみましたXF23mmです。

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標準レンズのXF35mmより、ちょっと太くて長いです。レンズって、広角ほど短く、望遠ほど長いものという単純なものではないようです。

XF35mm

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XF23mm

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XF14mm

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焦点距離とレンズの長さは関係ない?

レンズの長さは、筒の内部の構造や、レンズの数など、いろいろ要素が関係しているのですね。

35mmと23mmの中間にあるはずのXF27mmは、薄いパンケーキレンズです。

軽くて小さくてお値段も圧倒的にお安いのですが、なぜ、23mmを選んだのかというと、やっぱり写りが良いという評判です。

換算35mmの画角のXF23はスナップカメラとしては、ちょっとごっついし、レンズフードも威圧感があるなあと思うんですが、開放1.4というのは、なかなかの明るさで、ボケ具合も相当なものです。

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f1.4で撮ってみました。後ろの本棚などボケボケでなんだかわからないほどです。

 

レンズ操作はXF14と同じで、ピントリングを手前にカチッと引くと、本体側のモードがS(シングルオートフォーカス)やC(コンティニューオートフォーカス)であっても、マニュアルフォーカスになります。

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XF35では、日常的にMFモードにしておき、親指で「AE-L AF-L」ボタンを押してピントを合わせ、ピントリングを回して微調整というふうに使ってましたが、XF23では、ピントリングを引くと、オートフォーカスで合わしていたピント位置がキャンセルされるので、この方法は使えないみたいです。

2014年のファームアップで追加された機能があり、撮影メニュー5にある「AF+MF」をonにすると、Sモードでシャッター半押しでピントを合わせた状態から、ピントリングで微調整ができるようになっています。

こちらの方法だと、ピントリングをグリグリまわしても、ピント合わせに動く幅が狭く、「微調整」がしやすいかんじです。

ただし、ピントリングを引いた状態では「AE-L AF-L」ボタンでのピント合わせはできなくなります。

手動で盛大にピント位置を変えたいときは、Mモードが良いでしょうけど、よくつかうシチュエーションや好みで選べばよいのかな。レンズごとに操作法を変えていると、いざというとき迷ってしまうと思うので、統一して慣れておいたほうがいいでしょうねー。

いろいろできて自分好みにカスタムできるのはいいですが、色々迷って困ってしまいます。

X-Pro1は操作のあれこれが少なくシンプルな方だとは思うんですが、みなさん本当にこんな機能を全て使いこなせているのかなー?

 

さて、換算35mmの画角についてですが、これは非常にストレスのない画角です。私にとって。

逆に言うと、あれこれ工夫してなんとか撮ってやろう、というチャレンジ精神はあんまり湧かなくて、コンパクトデジカメのX20と似たような感覚ですね。

いいのか悪いのかわかりませんが、ここを撮るのは諦めようという気持ちになることがないので、撮影枚数は増えていくんじゃないかと思います。(しょーもない写真も増える気が、しないでもないです。)

スナップ写真いっぱい撮ってみました。(すべてX-Pro1にXF23mm)

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グラデュエーションが美しい風景(生石高原)

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モノクロ写真もいい感じ。

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お寺と紅葉。

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マクロっぽく、野苺。

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マクロっぽく、枯葉。

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丸太。こういうシックな木の感じが好きです。フィルムシミュレーションは、プロネガハイ。

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このくらいの距離感にピッタリのレンズ。

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夜の校舎。ストロボ無しでこれだけ写るのは、やっぱり開放f1.4ならではでしょう。

One Response to “XF23mm f1.4 レビュー”

X-Pro1にXF23mmをつけてみた感想 | FUJIFILM(フジフイルム) デジカメ ファンブログ へ返信する