商業写真もiPhoneやスマホの時代か

大阪城公園に家族で行きました。

天守閣に登る前に、行ったことのなかった西の丸庭園に行ってみました。広い芝生の広場になってまして、奥の方に大阪迎賓館があります。

迎賓館の中には、ハリボテの黄金の茶室がありまして、ワンタッチの着物を着て千利休のヌイグルミと並んで記念撮影をしてもらえます。紙の台紙に入れてくれて1000円。

ホンモノの茶道具も着物も我が家にはあるんだがなあ。

まあ、海外からの観光客向けですね。

(これは私が横からX-Pro1で撮ったものです。撮影後にお辞儀しているところ。)

 

こういうのって、自分だけだと絶対しませんが、子供が好きなもんで、通天閣やらあべのハルカスやらアドベンチャーワールドやら、あちこちで撮ってもらった写真がタンスの上に飾られております。

たいていは、ごつい一眼レフで撮影してくれますが、ここ大阪城の西の丸庭園では、なんとアイフォンによる撮影でした。

三脚にセットして、ライティング設備も備えられておりますけど、こっち見てくださいねーという声に前を見ると、ツルンとしたiPhoneの裏面が見えて、ちょっとびっくり。

画像をお客のスマホに転送もしてくれるそうで、新しい形の写真サービスですね。

 

写りも悪くないし、一般的な観光のお客さんが、解像度がどうのこうの言うこともないでしょう。そんなに大きくプリントされるわけでもないし。

セッティングされたステージの上に、ちんまりおとなしく正座してですから、アイフォンでも撮影可能なんだと思いますけど、記念撮影ってそういうシーンが多いですものね。悪条件の中、動いているものを撮ろうというわけではないですから。

撮影姿にしょぼいものを感じるのは否めませんが、こういった商業写真でもスマホを使われるとなると、カメラメーカーはますます厳しくなっていくかもしれませんね。

私はがんばってマニュアル操作で撮影を続けて参る所存です。

 

ところで、撮影をしてくれたおじいさんのカメラマンが、奥でプリントしながら、行儀のいいお客さんは大歓迎だなあ、と呟いておられるのを聞いてしまいました。

普段のお客さんって、よっぽどお行儀が悪いのでしょうか・・・

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