花火写真の三脚を使わない撮り方

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花火の写真を綺麗に取るのは、そんなに難しいということもないですね。家の近所で花火大会がありましたので、X20とX-Pro1を持って行きました。

人でいっぱいの会場に普通に並んでの撮影です。地べたに座ってです。

三脚はなし。

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三脚禁止の会場もありますね

花火写真は三脚必須といいますが、報道陣でもなければ会場で三脚を立てるのはむつかしいでしょう。見晴らしの良いマンションとか、ホテルの部屋なら別でしょうが。

こういう場合は、ミニサイズの目立たない三脚とか、ペットボトルに雲台を付けるとか、そこらにある手すりに乗せるだとかして、カメラが極力ブレないようにするのがいいですね。

わたしは体育座りをして膝の上にのせてました。これでもけっこう、動かなくできるものです。

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星の撮影と違って、そんなにシャッターを長く開けることもないとおもいます。

1/4秒とか、1/15秒とか、そんなところでも、わりと綺麗に光の線が写ってます。

もちろん長く開ければ、次々と上がる花火が写ってきて、豪華絢爛な写真になると思いますが、膝の上ではさすがに無理です。光の線がヨレヨレのジグザグになります。

シャッタースピード優先で、露出はマイナス補正にしてます。

露出の補正は、花火の種類によっても、いろいろ変えてみるといいと思います。

バチバチ長く光る花火だと、思っている以上に明るいみたいで、真っ白けに写ってしまったりします。

細く儚げな花火と同じ設定ではダメですね。

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シャッターを押すときにブレないようにセルフタイマーを使うという方法がありますが、花火の場合は、これだとタイミングを外してしまうので、レリーズを使うのがいいと思います。

私はもってなかったので、シャッター直押ししてました。

息を止めて、そーっと、押します。

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ピントはオートフォーカスではなく、置きピンが良いですね。

花火の光にピントが合ってるかどうかって、わかりにくいので、背景とか、海に映る景色にあわせている方が綺麗かも。

これはいろいろなパターンで撮ってみるのがいいと思います。

10mも離れていたら無限遠でいいだろうと思っていたら、X-Pro1だと、湾の向こうにある建物がボケました。数十メートル先だと、まだ調整の範囲なんですね。

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X20とX-Pro1(レンズはXF35m)ですが、X20の方が撮りやすかったです。

X-Pro1のほうがシビアでぶれやすいですね。

もちろん画角の違いもあったと思います。X20はずっと広角端でとってました。

打ち上げ地点に近い場所を陣取っていたので、花火によっては、かなりカメラを振り上げないといけないんですけど、広角の方が入りやすいですね。あとできれいなところだけトリミングすればいいのだし。

ホワイトバランスは晴れ、フィルムシミュレーションはベルビアにしています。

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縦位置でばっかり撮っておりましたが、横位置で、周りの景色もいっしょに写すのもいいと思います。

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