モノクロ写真とカラー写真

X20もX-Pro1でも、シャッター横にあるファンクションキー(Fn)を、私はフィルムシミュレーションにあてています。

ここに設定していると、フィルムシミュレーションの変更が簡単なので、1ショットごとにでも変えやすいです。

わりと頻繁に変えます。モノクロも好きです。

カスタム設定をクイックボタンで呼び出す

コントラストやシャープネスも自分好みにしておいて、カスタムに設定しておけばクイックボタン(Q)で簡単に呼び出すこともできます。

X20はカスタム設定は3つ、X-Pro1なら7つ設定できます。(7つもあると、どこに何を設定したのか覚えきれないような気もしますが。)

ブラケティングで撮れば、シャッターひと押しで3種類のシミュレーションで撮れますが、これはあんまり使ってません。3倍容量を食うし、後から選ぶのも大変そうですし。

これはモノクロの気分! とか、その時のインスピレーションを鍛えたいと思っております。

 

ところで、パソコンでカラー写真をモノクロに変えることはできますね。(モノクロからカラーは難しそうですが。)

なんでもかんでもカラーで撮っておいて、古い感じを出したいなーというとき等にモノクロにしてウェブにアップするなりプリントするなりできますが、でも、違うような気もします。

カラーになるのか、白黒になるのか、シャッターを押すときのイメージで写真の撮り方が変わってくると思うのです。

 

たとえば花の写真といえば、カラーでないと色の美しさがわかりません。桜とたんぽぽの対比など、ピンクと黄色だからいいんですよね。

(近所で花見がてらに撮った、どうということもない写真ですが・・・)

DSCF1081

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モノクロだと、なんだかよくわかりません。モノクロでこんな写真を撮ろうとは思わないと思います。

形を表したいような写真だと、モノクロだと独特の感じが出て面白いかもしれません。

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これは、カラーで撮った写真をモノクロ化したんですけど、そんなに違和感ないですね。

あえてモノクロで撮るなら、もっと形を意識するような気がします。

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日が暮れてきたりして、花の色があんまりうまくでないとか、そんな時もモノクロっていいな、と思います。

背景がごちゃごちゃしていると、何が写っているのかわからなくなるので、カラーで撮るときより背景には気をつけますね。

 

ここでふと思いついたのが、広告のチラシです。

カラーできれいなチラシでも、FAXで送られてきたりすると、白黒になって見づらくてインパクトのないチラシになるんです。

文字のカラーの縁取りや、背景のイメージ画像も、白黒になると見にくくなります。

FAXにはFAX用の白黒で考えられたデザインがいいですね。写真も同じかもしれません。

 

あと、モノクロでいいなと思うのは、男性のポートレートです。渋くかっちょよく撮るなら断然モノクロが威力があります。

たいして男前でない人でも、かっちょよさが5割増になります。

女性の場合も、キリッとして凛とした感じを表すにはモノクロはいいですね。ほんわかした可愛らしさを表すなら、これはカラーのほうに分があるような気はします。

以上は私の独断と偏見ですので、いやいやそうでもないよというご意見がございましたら、ぜひコメント欄へo(・∀・)o

勉強させていただきます。

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