ボケるカメラ、ボケないカメラ

背景がよくぼけるレンズは素敵です。

センサーが大きいカメラに、明るいレンズの組み合わせは、よくボケてくれます。レンズは、広角より望遠のほうがよくボケます。

この頃一番良く使っているX-Pro1と、やや広角寄りの標準レンズであるXF23mmの組み合わせも、よくボケます。

DSCF6653

f1.4 絞り開放です。

写真はボケればいいというものでもない

しかし、あんまりボケてほしくない場合もあります。

先日、原付のご当地ナンバーを取ったんで、デザインされている燈台と本物の燈台を並べて撮ってみようと思ったんですが、距離があるとどうしても、どちらかボケます。

これ、プレートは手で持ってます。燈台までは、20メートルくらいでしょうか。

DSCF6903

これは、プレートの方にピントを合わせました。なるべくボケないように、目一杯絞ってf16です。

本物の燈台がボケています。

 

DSCF6904

本物にピントを合わせると、手前のプレートがボケます。

(番号がボケているのは、モザイクをかけているためなので無視してください。)

 

さて、コンパクトデジカメのX20で撮ってみるとどうでしょう。

DSCF5115

絞りはf11までですが、わりとどちらもボケずに写ってますね。

センサーのサイズの違いによるボケ具合への影響って、大きいものですね。

コンデジなんて、安物、ということはなくて、目的に応じて適材適所で良いんじゃないかと思います。シャッター音も消せるし、片手で簡単に素早く撮れるし、けっこう活躍の場は多いです。

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